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選手

概要とステータスフラグ

成功を収めるためにはある純然たる事実があります。それは、適切な選手が必要だということです。最高の選手が必要だと言いたいわけではなく、自分のプランに欠かせない選手を見極めることが何よりも重要です。

選手でもスタッフでも、人物がリストに表示されるとシルエットやプロフィール写真に必ず小さな丸があります。これが「情報」のポップアップです。

選択すると(環境設定の選択によっては、その上にカーソルを置くと)小さなボックスが表示され、その人物の最も有用な経歴と能力値を知ることができます。また、選手名を選択すると「アクション」メニューが表示され、詳細な選手プロフィールにアクセスしなくても、その選手と交流することができます。

選手には、チーム画面上にいくつかステータスフラグが付けられていることがあります。カーソルを合わせると(タブレットの場合は長押し)、フラグが全面に表示されます。ツールヒントを表示させれば、概要画面からそれぞれのフラグの意味するところを知ることができます。

出場時間

出場時間は、選手の満足度の根幹をなす要素です。出場時間を与えれば選手は満足し、奪えばほぼ間違いなく問題が発生します。『Football Manager™ 2024 Console』では、出場時間が選手ステータスに代わり、選手がチームにどのようになじめるかがより明確に、より分かりやすくなっています。これにより、試合間の選手のローテーションが良くなり、選手の満足度をより長く保つことができるとともに、キャリアアップに伴い、契約ごとに予想される行動の類似性がより明確になりました。

出場時間に関する選手ごとの特徴は以下の通りです:

スター選手:クラブの主力選手。複数名いることもあります。大抵の場合、トップ選手である彼らは相応の出場時間や給与を期待する傾向にあります。

重要な選手:メンバー表の最初の方に名を連ねる選手。スター選手がいないチーム内では、最も重要なメンバーとなります。

先発レギュラー:ほとんどの試合で先発メンバーに名を連ねることができる選手ですが、有名選手のようなスター性はありません。

バックアッパー:正真正銘のローテーション要員。シーズンを通してチームに参加し、より重要な選手と歩調を合わすことができます。

当落線上の選手:時折トップチームでプレイする機会を得て、十分な印象を与えれば出場機会を増やせますが、ほとんどはチームの最下層に位置することを受け入れている選手です。

Bチームのレギュラー:Bチームがあるクラブでのみ使われる言葉で、24歳以上でBチーム内の優れた選手でありながら、トップクラブでのプレイを希望していない選手です。

有望選手:将来トップチームで活躍する才能豊かな若手選手です。

若手:優秀な若手選手ですが、最終的にトップチームでプレイできるかは選手によって様々です。

余剰人員: クラブで必要のなくなった選手です。

ゴールキーパーごとの特徴は以下の通りです:

正ゴールキーパー:言うまでもなく、チームで一番のゴールキーパーのことです。場合によってはスター選手になることもありますが、ほとんどの場合、このカテゴリーに戻ってきます。

控え:全試合において正ゴールキーパーの代替として常に控えているゴールキーパーのこと。

カップ戦要員のゴールキーパー:全てのカップ戦で指名されるゴールキーパー。正ゴールキーパーとは異なるゴールキーパーになります。

これら選手の出場時間をどのようにチームで配分し、シーズン中にどう活用するかで、チーム全体が成功するかが決まります。

ポジション

選手のポジション能力の詳細は、情報画面の「ポジション能力」パネルから確認できます。

このパネルに表示されるグラフは、各選手がプレイできるポジションを示し、それぞれがそのポジションでの能力の度合を表すように色分けされています。

選手が得意とする「エキスパート」のポジションに加え、各ポジションでの実力は6段階に分かれています:

熟達 - このポジションで最高のパフォーマンスを発揮できるわけではありませんが、安定した活躍を見せてくれるでしょう。

堅実 – このポジションで毎試合納得のいく活躍ができるだけの経験と実力を有しています。

粗削り – 本来のポジションではありませんが、短期間であれば上手くこなしてくれるでしょう。

不慣れ – このポジションでプレイさせても、いい結果にはならないでしょう。緊急の場合の穴埋めにはなるかもしれませんが、苦労することになるでしょう。

能力不足 – このポジションではプレイできません。プレイさせることもできますが、良いパフォーマンスは期待できないでしょう。

急造 – 選手はこのポジションに全く適しておらず、チームの弱点となる可能性が高いです。どうしても誰かをそこに置かなければならない場合もありますが、あくまで最終手段と考えた方が良いでしょう。

パネル上に表示されているピッチの下部に選手の能力が、また現在のシーズンを通してさまざまなポジションでプレイした試合数も表示されます。例えば、本職は守備的ミッドフィルダーですが右サイドバックもこなせる万能な選手が30試合出場していても、そのうちの15試合は右サイドバックとして表示されるかもしれません。このように、選手のパフォーマンスの良し悪しや、様々な役割に対応できる能力を持つ潜在的な理由を確認できます。

選手のメインポジションと最適な役割は、タイトルバーに正式名称で表示されます(相応しい設定になっている場合)。

プレイヤーが好む特性はこの画面に記載され、選手の個人トレーニング画面で変更や追加を行うことができます。

ポジション外の選手を起用しても問題ないのでしょうか?

どちらとも言えません。理想としては、各ポジションのエキスパートがいるか、選手ごとに得意なポジションがあることが望ましいです。そうすればより快適に、より高いレベルで、より安定したパフォーマンスを発揮することができ、相手から弱点として狙われることも少なくなるでしょう。

だからといって、どのような場合においてもポジション外の選手をプレイさせてはいけないわけではありません。緊急時の場合は、「役目を果たす」ために誰かを投入すれば、通常、十分なパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。特に、チームの他のメンバーが強力で、戦術的な構造が彼らをサポートするのに役立っている場合はなおさらです。一方、ポジション外の選手を長期的に起用する場合、その選手の能力値が与えられたポジションや役割に適していればうまくいくこともあり、またそのポジションでプレイすればするほど、徐々にそのポジションを学んで上達していくこともありえます。

これは、サッカーの「普遍性」という概念につながるもので、どんな選手でも、よく訓練され、一定の基本的な能力値が備わっていれば、どのポジションでもプレイできるという考え方です。しかし、ある選手を慣れないポジションや全く異なるポジションで起用するというコンセプトは新しいものではなく、戦術の枠組みの中で機能すると思えば必ずしも尻込みする必要はないのです。

各レベルのポジション能力の具体的な違いはなんですか?また、それがマッチエンジンにどう現れているのでしょうか?

基本的に、ポジションの評価システムは、ほとんどの能力値と同じように機能します。1~20で評価され、数字が大きいほど、そのポジションへの適正が高いことを意味します。

エキスパート:18~20

熟達:12~18

堅実:6~11

粗削り:9~11

不慣れ:5~8

急造:1~4

あるポジションにおける選手の適正は、そのポジションにおける能力を直接左右します。どのポジションでも20点あれば、そのポジションで不利になることなくプレイすることができます。ポジションの評価が低いほど、特にポジショニングと判断力において苦労することになります。しかし評価が高ければ、持ち前の器用さで適応することができるでしょう。

能力値について

『Football Manager™ Touch』における選手の能力値の重要性と、それらがゲームの様々な要素やマッチエンジンにどのように影響するかを理解することは極めて重要です。能力値は、フィジカル、メンタル、スキルの3つの領域に分けられ、ゴールキーパーには独自の基準があります。各能力値について、それらが特定の状況下でどのように作用し、他の能力値とどう組み合わさるのか、そして単体ではどう作用するのかについては以下で詳しく説明しますが、最初に知っておくべきこととして、能力値がどのように機能するかを簡単にご説明します。

各選手は1から20の数字で評価され、1が能力なし、20が一流であることを示します。能力値には、「絶対的なもの」と「相対的なもの」があります。絶対的な能力値とは、「意志の強さ」や「運動量」のように選手ごとに決まっており、簡単には鍛えられない能力値のことです。これらは一般的に、個人が生まれながらに持つ能力値であり、通常、選手がフィールド外で成熟することによってのみ発達します。相対的な能力値とは、サッカーの世界で他の選手と比較できるもので、トレーニングや選手の育成を通じて伸ばすことができます。フィジカルとテクニカルのスキルセットが、相対的な能力値を確認できる主要エリアになります。

あなたのクラブに所属しておらず、全くスカウトされていない選手の場合、能力値は、幅のあるおおよその値が表示されます。スカウトを継続することで表示される能力値の幅が狭くなっていき、最終的に開示されます。

能力値と選手の能力はどう関係しているのでしょうか?

選手のプロフィールにおける能力値の分布は、その選手の「現在の能力」を効果的に決定します。しかし、能力スコアのほぼ最大値と言えるすべてのプラス項目が20の選手でもプレイできるポジションの数や左右の足の能力で最終的な数値に影響が出るため、分布ですべて決まるとは言い切れません。

能力値の中には、選手の総合能力により高い「重み付け」がされているものがあります。これは、選手たちがどのポジションでも成功するために根本的に重要だからです。「フィジカル」のほとんどの能力値のほか、「予測力」、「判断力」、「ポジショニング」は、どのポジションでも最も重く評価され、一方で、各ポジションはそのピッチのエリアで高水準のパフォーマンスを発揮するために不可欠な属性に適切な重さが掛けられます。選手のプロフィールにある「必要な能力値をハイライト」ボタンをクリックすると、ポジションごとに必要な能力値を知ることができます。

能力値の数字が1つ違うと、マッチエンジンにどのような違いが生じるのでしょうか?

この質問に答える最も簡単な方法は、能力値が上がるごとにより質の高い結果をより安定して出せるということです。パスはよりターゲットを見つけやすく、シュートはより狙いやすく、タックルはよりボールを奪いやすくなるなど様々です。また、上記のように能力値の組み合わせや分布は選手のポジションと相まって能力に直結します。一般的に、より高い能力値を持つ選手は、より高い能力を備えています。

能力値に一定の開きがある場合はもちろん、たとえば、11と12のような差が1の場合にも、マッチエンジンに影響を及ぼします。数字の差が大きいほど能力の差もわかりやすくなり、差が小さければその分、違いもわずかになります。同じ選手が2人いて「判断力」の能力値が1だけ違う場合を考えてみましょう。より高い評価の選手は、すべての判断においてより良い選択をする可能性が高くなります。

これは基本的な例で、試合の状況や他の能力値がどのように影響するかという細かな違いを含まない個々のわずかな差が、サッカーの90分間では重要になってきます。他の選手が選ばなかったパスの差で相手の守備を崩すことになるかもしれません。そのわずかな差、わずかなアドバンテージが、チーム全体に適用されるとより大きなアドバンテージとなるのです。これが、能力値の仕組みとなります。

他の能力値との相互作用や、一試合一試合での外部要因がどのように能力値に関わってくるのか教えてください。

どの選手にも、確認可能な能力値がおよそ40個備わっています。各能力値は、別の能力値と、あるいは複数の能力値と組み合わさり、互いに連動して機能します。相互作用しあう能力値の組み合わせをすべて挙げることは不可能ですが、それよりも重要になるのが、選手が活動する環境と意思決定プロセスの仕組みを理解することです。

簡単な例を挙げましょう。平均してクロスの能力値が高いウイングは、ボールを完全に支配していたり大きなプレッシャーがかかっていないなどの理想的な状況では、攻撃ポジションにいる選手にチャンスボールとなるクロスを安定して送ることができます。しかし、他の要素が加わるとどうなるでしょうか?ディフェンスに囲まれたり、ペナルティーエリア内でクリアしようと待ち構えるディフェンダーがいたり、悪天候でピッチが悪かったりすると、すべてが変わります。

例えば、スピードや加速力、ドリブルやテクニックなどの他の分野で高い能力値を持っていれば、成功する可能性は上がるでしょう。選手は毎試合、自分の能力値と総合的な能力に基づいて、その時々に利用できる最善の選択肢を中心に何千もの計算を頭の中で行います。その判断が常に正しいとは限りませんし(「判断力」の能力値が大きな役割を果たします)、正しい判断ができても、常に成功するとは限りません。

身体能力の高い選手、知的な選手、創造性が優れた選手、リーダーなど、能力値の組み合わせが選手のテンプレートを「作り出す」と考えるのが一番わかりやすいでしょう。この多くは、選手のプロフィールにある役割選択を使用することで読み解くことができます。役割選択では、その役割に適した能力値がハイライトされます。これは必ずしも網羅的なリストではありませんが、同時に、常識と消去法の組み合わせによって、どの能力値が相性が悪いか、あるいはまったく相性が良くないかを理解しやすくなっています。例えば、「強靭さ」は「クロス」とは関係がなく、また、守備だけに関係する能力値の「ポジショニング」は「決定力」とは相互作用をもたらしません。「視野」はポゼッション中に選手が相手の隙を見つける能力になるため、「タックル」とは関係がないといった具合です。

これら能力値の詳細については、次のセクションをご確認ください:

テクニカル能力値

コーナーキック

コーナーキックのうまさを示します。

クロス

主にサイドからゴールを狙える位置にクロスを入れるうまさを示します。

ドリブル

どれだけうまくボールを持って走れるか、か、うまくドリブルを制御できるかを示します。これは純粋に、ボールを足元に置いて運ぶ熟練度で、「スピード」「加速力」「俊敏性」「バランス」はそれぞれ異なる状況下でドリブルをサポートします。これらにおいて評価が高い選手は、低い選手よりもボールを持ってより多くの方向に流動的に動くことが可能です。

決定力

チャンスの際にゴールを決めるうまさを示すものです。この能力値が高い選手はほとんどの場合、少なくとも狙った場所にシュートを撃つことができ、またこの能力値が低い選手より、ゴールキーパーがセーブできない場所をうまく見つけられることが多くなります。この能力値はシュート精度のみを示すものです。この他、「冷静さ」や「判断力」がコンスタントにゴールを決める能力に影響を及ぼす要素です。

ファーストタッチ

ボールをもらったとき、どれだけファーストタッチがうまいかがわかります。この能力値が高い選手は、素早くボールを収め、次のプレイにつなげられるようなポジションにボールを置くことができます。この能力値が低い選手は、うまくボールをコントロールすることができず、相手が素早く詰めてきた場合、ボールを失いやすいです。

フリーキック 

フリーキックのうまさを示します。この能力値は、直接ゴールを狙う場合(ロングシュート同様)と、チームメイトへパスをする間接フリーキックの両方に影響します。後者については、「クロス」などの他のテクニカル能力値にも左右されます。深い位置からのフリーキックの場合は「パス」の能力値の影響を受けます。

ヘディング

空中戦での能力を示すものです。この能力値は、ボールが空中にあるときのあらゆる場面におけるヘディングのうまさのみを指しています。「ジャンプ力」、「身長」とさらにはわずかではありますが「強靭さ」、この3つの能力が組み合わさることにより、ヘディング力はさらに大きなものとなります。

ロングシュート

ペナルティーエリア外など、距離のある位置からのシュートのうまさを示すものです。この能力値は、主に単体で機能するものですが、選手のプレイスタイルによってはロングシュートの数値を補う可能性もあります。

ロングスロー

ロングスローのうまさを示すもので、攻撃の場面でプラスとなります。また、ディフェンスラインからボールを前に運ぶ際に役立ちます。

マーク

主にディフェンスの選手がどれだけうまく相手選手を抑えることができるかを示すものです。この能力だけでも相手選手を捉え、離されることなく動きに反応し、うまく抑えることができますが、「強靭さ」、「ポジショニング」、「予測力」といったその他の能力も、効果的なマーキングには欠かせません。また、対峙する相手との身長差も影響を及ぼします。

パス

味方にボールを渡すうまさを示すものです。「視野」は、さまざまなタイプのパスチャンスを見極められるかに影響します。「テクニック」は、パスの質に影響します(例えば、味方がしっかりボールを収められるようなパスを出せるかなど)。「パス」の能力単独では、その選手がさまざまなタイプのパスをどれだけ安定して成功させられるかを決めるものになります。

ペナルティキック

ペナルティキックのうまさを示します。PKを決められるかどうかは「冷静さ」も加味されますが、PKを決めるか外すかは「ペナルティキック」の能力値自体が支配しています。

タックル

どれだけタックルに成功しファウルを取られにくいかを示します。「タックル」の評価が高い選手は、ファウルを取られずに安定してボールを奪える守備能力の優れた選手です。

テクニック

この能力値が高い選手は、技術的に劣る選手に比べ、トリッキーなパスやサイドチェンジを簡単に成功させます。または逆足を使ったほうが良さそうな状況でも、利き足を使用します。「テクニック」能力値は、他のテクニカル能力値にも影響を及ぼすため、「テクニック」が不十分だと選手のプレイの質は落ちてしまいます。

メンタル能力値

積極性

プレイに関するメンタリティーを示すもので、必ずしも「ダーティー」なプレイの指標になるものではありません。この能力値が高い選手は、常に試合に関与し続け懸命にプレイします。そのため、積極的に仕掛け、思いっきり当たりに行き、ファウルを取られやすいといった傾向にあります。もちろん、審判に異議を申し立てたり、ファウルを狙いにいくなど、「ダーティー」なプレイをすることもあります。

予測力

試合中の予測対応力のうまさを示すものです。この能力値が高い選手は、試合展開を読む能力に長け、状況判断も他の選手より優れています。また、選手の判断力にも大きく影響し、自分が埋められるスペースに気付けるか、相手の危険な兆候に気づけるかも決まります。

度胸

これは選手の度胸を示します。度胸のある選手は、より慎重な選手が敬遠するような状況で、より多くの怪我のリスクを負うことになります。空中戦が多く、地上でも空中でも五分五分の競り合いや望みの薄い競り合いをすることが多く、ブロックをしたりギリギリの勝負を挑んで体を張ります。

冷静さ

とくにボールをもったときの精神面や能力面での安定性を示すものです。この能力値が高い選手は、絶好のゴールチャンスや、大きなプレッシャーがかかる守備の際、冷静であり、ほとんどの場合チームのために賢い決断を下します。たいていのプレイでは、ボールを保有している時間が長く、より賢く成功に結びつく判断をし、いかなるときでも周囲の状況を認識できる傾向があります。

集中力

精神的に集中し、状況に応じて細部にまで気を配ることができるかどうかを示します。この値が高い選手は、試合中に1つ1つのプレイが安定します。また、プレッシャーのある状況下での反応がよくなり、いかなるプレイのフェーズでも正しいポジショニングをすることができ、厳しい状況でもいい判断ができますが、集中力が低い選手は逆にこれらの点で苦しくなります。

判断力

選手が多くの時間の中でどれだけ正しい選択ができるかを示します。この能力値はどのポジションでも重要であり、「冷静さ」とあわせて機能して、ある状況下での選手のプレッシャーの感じやすさや最適な選択をする能力に関係します。

意志の強さ

ピッチ内外での成功への思い入れを示すものです。意思が強い選手であれば、勝利のためにすべてを捧げます。この能力値は「度胸」と関連しています。「意思の強さ」と「度胸」の能力に必要な要素は似ているので、どちらか一方の能力値が高い選手はもう一方の値も高くなる傾向があります。

直観力

創造的な才能と、時折見せる予測不可能なプレイ。ドリブルで攻めるか、長距離シュートや華麗なオーバーヘッドキックを狙うか、あるいはボールを持って危険を冒すかを決めるのが、直観力です。

リーダーシップ

他の選手への影響力を示すものです。この能力値が高い選手は、ピッチ上での影響力が強く、一緒にプレイするときにチームメイトのパフォーマンスが向上します。

オフザボール

ボールがないときの選手の動きを示すものです。「予測力」に似ており、選手、特に攻撃の選手が、どれだけうまく状況を理解してボールを蹴れるかに関係し、パスを出した後に別のアクションを行ったり、あるいはチームメイトからボールをもらうために位置を移動したりします。

ポジショニング

守備の場面で、状況を読み、それに応じてベストなポジションに移動するうまさを示しています。攻撃の場面では使われません。むしろ、マークするべき相手、その相手をいつ、どのように、どこでマークするかを判断するために使われ、そのときの戦術システムで最善のポジションにいるかどうかをどの程度見極められるかにも関わってきます。

チームワーク

どれだけ選手が戦術的指示に従い、チームメイトと力を合わせて、チームのために戦うことができるかを示すものです。この能力値が高い選手が集まったチームは、一丸となりうまく戦うことができます。この能力値が低い選手は、手を抜いたり、チームの気風に馴染めず、個人プレイが多くなり、チームメイトを十分にサポートしません。また、戦術的指示に先立ち、選手がプレイスタイルのうちの1つを使用するかどうかの判断材料になります。

視野

潜在的なチャンスを見出す能力ではありますが、必ずしもそのチャンスを活かせられるとは限りません。視野が広い選手であれば、何かしらの突破口を見出せるかもしれませんが、それを実行するには高いスキルが必要です。この能力値は、展開していく状況を視覚的に把握する力を示し、この数値が高い選手は、他の選手では見つけられないようなパスコースなどを見つけることができます。

運動量

選手が能力を発揮するために必要な精神的な活力です。この能力値が高い選手は、試合で全力を尽くそうとしますが、実際に実行するには適切なフィジカルの能力値が必要になります。この能力は、ただ走り回るだけ(これはどのポジションでもあまり良いことではありません)ではなく、あらゆる状況で必要とされる場所に向かう速さを示します。

フィジカル能力値

加速力

その選手がどれだけ早く走り出しからトップスピード(スピード)に到達できるかを示すものです。そのため、「スピード」の能力値にとても密接に関わっています。

俊敏性

どれだけうまく動きだしたり止まったりすることができるか、またさまざまなスピード(ペース)で、あらゆる方向に動いたりする能力を示すものです。マッチエンジンにおいて、特にドリブル時にこの能力値は「スピード」、「加速力」および「バランス」と密接に関わり、互いに作用しあいます。

バランス          

ボールのあるなしにかかわらず、選手がどれだけうまくバランスを保てるかを示すものです。この能力値には、ボール保有時は、バランスを崩さずドリブルし相手選手をかわすことができるか、ボールがないときは、ドリブルをする相手選手と相対したときにバランスを崩さずにいられるかといった点が反映されるほか、ターンやジャンプしたときの安定性にも影響します。

ジャンプ力     

空中でどれだけうまくボールに到達できるかを示すものです。フィールドプレーヤーの頭の最高到達点を示しています。必ずしもその選手の身長を反映したものではありませんが、ジャンプ力となると、身長による影響を考慮するのが一般的です。たとえば、身長200cm以上の選手であれば、ジャンプ力が低くても背の高さを生かすことができるので、170cmの選手は30cmの身長差で同じ高さを競い合うのに苦労します。

基礎体力

基礎体力が高いと、故障中やトレーニングをしていないときでも体力を保つことができます。ケガから回復するスピードや、ピークを過ぎた後にどれだけフィジカルの能力値を保てるか、さらには試合後のリカバリー力に影響を及ぼす項目です。

スピード          

選手のトップスピードを示すものです。「加速力」はトップスピードに到達するまでの時間を示しますが、「スピード」はトップスピードであり、「スタミナ」や「基礎体力」に左右されながら、短い距離のダッシュ時や試合終了までどれだけ長くそのトップスピードを維持できるかを表しています。一般的に、ボールがないときの方がこの能力が発揮されやすくなります。

スタミナ

身体能力を高いレベルで長時間発揮し続ける能力を示すものです。1シーズンを戦い抜く上で必要とされる能力であり、この能力値が高い選手は、トップレベルでのパフォーマンスを長期間維持できます。この能力値が低い選手は疲れやすく、疲労が溜まるごとに全てのパフォーマンスが低下します。また「スタミナ」は「基礎体力」にも直接関連しています。

強靭さ

相手と対峙したときフィジカル的に優位に立てるかを示しています。

ゴールキーパー能力

空中戦での高さ

空中戦におけるゴールキーパーの身体能力を示します。例外もありますが、長身のゴールキーパーは背の低いゴールキーパーでは届かない場所にも持ち前の体格で到達できるため、一般的にこの評価点は高くなります。この能力値は複数のゴールキーパー能力値と連動し、試合中に発生するさまざまな空中戦に対応する際のゴールキーパーの技量を決定します。

支配力

ゴールキーパーがペナルティーエリアでどれだけ主導権を握り、ディフェンスラインと協力できるかに影響します。ペナルティーエリア全体を支配する(評価点が高い)ゴールキーパーは直観的で、さまざまな場面、特にエリア内に入ってくるクロス(「空中戦での高さ」と連動)に対してだったり、インターセプトのために出ていったり、積極的に対処しようとします。注意すべきはあくまでもこの能力値はその傾向の強さを示しているだけで、実際に処理できるわけではありません。

コミュニケーション能力

ゴールキーパーがどれだけディフェンスラインとコミュニケーションをとり、守備陣をまとめられるかを示します。この能力値が高いと、自陣のゴール付近でボールを保持する安心感や、自分でプレイしようとせずゴールキーパーに正しくボールを預けるかどうかなどに影響します。

奇抜さ

ゴールキーパーが予想外の行動に出る頻度や、ゴールキーパーらしくないプレイを見せる可能性を示します。この能力値が高いと、ドリブルでゴールエリアの外に出たり、エリア外のボールを取りに行ったり、負けが続いている状態だとポジション外のプレイにかかわろうとしやすくなります。

ハンドリング

ゴールキーパーがセーブしたりルーズボールを拾ったりする際に、確実にボールをつかむ力を示します。悪天候時にハンドリング技術の高さが有利に働くのは間違いありませんが、そうでなくとも、こぼれ球に食らいついていくゴールキーパーには重要な能力値と言えるでしょう。

キック

ゴールキーパーがボールを蹴る能力を示します。パントキックやセットプレイから再開する際に蹴ることができる距離と精度を表します。「パス」は、ゴールキーパーがオープンプレイでボールを動かす能力に影響します。

1対1

ゴールキーパーの1対1での強さを示します。この能力値が高いゴールキーパーは、相手のスピード、思考や決断を精確に読み、正しい判断をしやすくなります。

反射神経

ゴールキーパーがどれだけ予測不可能な出来事に反応できるかを示します。この能力値が高いほど、反応速度が速く、より難しいセーブを成功させることができます。

飛び出し(傾向)

ゴールキーパーがゴールを飛び出してスルーパスに反応したり、相手のシュートチャンスには角度を狭めるために対応したりする頻度を示します。ゴールキーパーが「飛び出し」に加えて、高い「スピード」や「加速力」の能力値も兼ね備えていると効果的です。

パンチング(傾向)

ゴールキーパーがボールをキャッチできる場面で、パンチングを選択する頻度を示します。この評価点が高いゴールキーパーは、ボールをつかめそうな場面でも、たいていはパンチングでクリアすることを選びます。

スローイング

主にカウンターをする際に、ゴールキーパーがボールを手で保持している状態から素早くスローインをし動き出す頻度を示します。

「ファーストタッチ」や「パス」のような技術的な能力値の中には、ゴールキーパーに適用されるものもあります。

能力値の変動

選手一覧画面では、能力値の増減を確認することができます。

加えて、各能力値の短期的・長期的な変化を総合的に把握することが可能です。

能力値と期間を選択すると、画面上部に折れ線グラフで表示され、下部の能力値名の横には正確な数値の推移が表示されます。画面下部には「スキル」、「メンタル」、「フィジカル」の全体的な傾向をまとめたものが表示されます。

プレイスタイル

各能力値は、プレイスタイルを習得できるか、習得後にうまく扱えるかどうかに影響を与えます。全プレイスタイルの一覧と概略は以下の通りです:

左サイドをドリブル

選手が左サイドでボールを持って駆け上がる頻度が上がります。

右サイドをドリブル

選手が右サイドでボールを持って駆け上がる頻度が上がります。

中央をドリブル

選手が中央エリアでボールを持って駆け上がる頻度が上がります。

相手陣内に入る

主に選手が前線に駆け上がる回数に影響します。頻度は選手が受ける戦術指示にも影響されます。

相手ディフェンスの隙間に入り込む

中央の選手がサイドの攻撃的選手との間のスペースに移動する頻度が上がります。また特定の役割を担っているサイドの選手が内側のスペースに入り込むこともできるようになります。

隙があればすぐに攻撃に転じる

選手が前線に駆け上がる頻度が上がります。チームメンタリティーに応じて頻度は調整されます。

シンプルで短いパスを出す

選手の直線的なパスが減少します。

積極的にキラーパスを出す

選手がスルーパスを試みる頻度が上がります。

ロングシュートを放つ

長い距離からシュートする可能性が高くなります。特に「直観力」の能力値が「判断力」よりも大きいほど頻度が上がります。

パワフルなシュートを放つ

選手が正確さよりもパワーを重視したシュートを選択する確率が上がります。

精確なシュートを放つ

選手がシュートを力任せではなく正確に狙う確率が上がります。

カーブをかけて蹴る

すでに能力値によって確定している自身の能力を上回ってボールにカーブをかける能力が向上します。

キーパーをかわして攻めこむプレイを好む

選手が1対1の状況でゴールキーパーをかわそうとする傾向が高まります。

背後に走り込む

選手が背後に走り込もうとする頻度が上がります。成功するかどうかは総合的な能力値の分析結果で決まります。

相手を厳しくマークする

ある選手のAIチームによるマークを厳しくします。どのチームに設定されても成功する可能性が高まりますが、全体的な成功は依然として能力値に左右されます。

審判団に抗議する

選手が審判団に異議を唱える確率が上がります。

ゴールに背を向けてプレイする

選手は攻撃エリアでボールをキープしようとします。

自陣のエンドに下がってボールを受ける

ディフェンスラインが深いチームとの対戦でフォワードの選手がボールを受けるために中盤まで下がってくる頻度が上がります。

ワンツーパスを通す

選手がパスを出してから有利な位置に移動し、すぐにボールを戻してもらおうとする頻度が上がります。

ロビングでキーパーの頭上に攻めこむプレイを好む

選手がシュートチャンスを得た際に、ゴールキーパーの頭上にボールを通そうとする傾向が高まります。

リズムを作る

選手が中盤の状況を管理し、能力値を使ってチームのパフォーマンスに影響を与える確率が上がります。

オーバーヘッドキックを試みる

攻撃の場面で選手がヘディングゴールまたはチームメイトへのパスを狙うのではなく、鮮やかなオーバーヘッドキックを狙う確率が上がります。

得点を狙うよりもパスを重視する

選手が自らシュートを放つのではなく、得点チャンスをチームメイトに譲る確率が高まります。その判断が正しいかどうかは選手の能力値に基づいて決まります。

スルーパスは出さない

選手がスルーパスを出そうとする頻度が下がります。チームメンタリティーに応じて頻度は調整されます。

プレイを中断させる

主に選択肢を見極めるため、ボールを保持している際にプレイを止める確率が上がります。

ボールを相手裏に蹴り出して抜く

選手が目の前の相手選手をスピードと身体能力だけで抜き去り、より有利なポジションに入ろうとする確率が上がります。

ボールを長く保持する

ボールを持った際に、判断により長い時間をかけます。

相手陣内に入るのが遅い

選手が前線に駆け上がる頻度が上がります。チームメンタリティーに応じて頻度は調整されます。

プレッシャーをかけられてもボールをつなごうとする

守備的ポジションでプレッシャーを受けた際に、安全を優先してボールをクリアするのではなく、パスまたはドリブルを試みる確率が上がります。

常に自陣のエンドに下がっている

前線に駆け上がろうとしなくなります。チームメンタリティーに応じて頻度は調整されます。

逆足を使うのを避ける

選手は逆足を使ったほうが良さそうな状況でも、可能であれば常に利き足を使おうとします。

長い距離のフリーキックを試みる

選手が35メートル以上距離があるフリーキックで直接ゴールを狙う確率が上がります。

スライディングタックルをする

選手がタックルをする頻度が上がります。ボールを奪う際に、スライディングタックルを試みる頻度が高くなるわけではありません。

スライディングタックルをしない

選手がタックルをする頻度が下がります。ボールを奪う際に、スライディングタックルを試みる頻度が下がるわけではありません。

両サイドからカットイン

選手がサイドから中央エリアに攻撃を仕掛ける頻度が上がります。

ライン際でプレイする

選手はピッチのサイドに可能な限り残ります。

力強いフリーキックを繰り出す

より低く鋭い軌道のフリーキックを狙う確率が上がります。

逆サイドへのパスを好む

選手がピッチの片側から反対側にボールを動かそうとする頻度が上がります。

速いロングスロー

選手は攻撃エリアでのみ、クロスに似た低く直線的な軌道のロングスローを投げられるようになります。

ドリブル多め

選手がパスを出すのではなく、ボールを持って走る選択をする確率が上がります。

ドリブルまれ

選手が毎回パスを出そうとする代わりにボールを持って走る選択をする確率が下がります。

ロングスローを使ってカウンター攻撃を開始

ゴールキーパーのみ。カウンターに転じるために素早く手でボールを投げようとする確率が上がります。

ロングシュートを狙わない

選手はペナルティーエリア外からゴールを狙おうとはしません。

相手ディフェンスの隙間に入り込まない

選手は中央エリアから自身とサイドのポジションの間にあるスペースに動こうとはしません。サイドの選手も同様に、そのスペースを使おうと中に入ってくることはありません。

左サイドからカットイン

左サイドから切り込んで中央で攻撃に参加しようとすることが増えます。

右サイドからカットイン

右サイドから切り込んで中央で攻撃に参加しようとすることが増えます。

アーリークロスを上げる

敵陣の深い位置でクロスを上げようとするのではなく、自陣寄りのポジションからクロスを上げることが増えます。

ボールをディフェンスラインから運び出す

ディフェンダーがドリブルで中盤に上がることが増えます。

ドリブルの前にボールを右足に移動する

ドリブルを仕掛ける際に、態勢を整えて右足でボールを動かす傾向が強くなります。

ドリブルの前にボールを左足に移動する

ドリブルを仕掛ける際に、態勢を整えて左足でボールを動かす傾向が強くなります。

足元でのプレイを好む

スペースや体の別の部分ではなく、足元へのパスを求める傾向が強くなります。

トリックプレイを試みる

試合中の直観力が増し、使用できるスキルが増加する可能性が高まります。

相手に揺さぶりをかける

相手選手の集中力低下を狙って士気を低下させることで、自チームの士気を高めようとする傾向が強くなります。

繰り返し相手の守備をかわして攻めこむプレイを好む

ボールを奪いにくる相手選手がいくら多くても、ドリブルを選択する傾向が強くなります。

逆足の精度が向上

選手が逆足の精度を高めようとしていることを表しています。

観客を盛り立てる

ボールがないときの適切なタイミングで、選手が観客の歓声を求める傾向が強くなります。うまくいくとチームの士気がわずかに上がり、より前向きなボディランゲージを行うことがあります。

ダイレクトシュートを試みる

タッチして体勢を整えようとする前にシュートを打つ傾向が強くなります。ただし1対1の状況では、その場に応じた最適な行動をとることになります。

ロングパスを試みる

選手が長距離のパスを狙う傾向が強まります。

足元でのプレイ

ゴールキーパー専用。ポゼッション時の攻撃組み立て中、ゴールキーパーが積極的にプレイする確率が上がります。

医療センター

このセクションはチームセクションのタブにあり、怪我の防止からリハビリまで、選手の体調に関わるあらゆることに努めてくれる場所です。

主に故障する危険がある選手について、その内訳を説明します。ヘッドフィジカルトレーナーは、そういった選手のトレーニングの負荷と故障しやすさを分析し、近い将来で怪我をする可能性がどの程度あるかをまとめてくれます。リスクは色分けされ、「レッドゾーン」の選手は早急に予防措置を講じない限り、問題が発生する可能性が非常に高いです。

選手概要

また、各選手には故障の概要ページがあり、「医療センター」の下にある「レポート」メニューの選手プロフィールからアクセスできます。こちらでは現在の故障状況、リスク評価、故障履歴を視覚的に確認することができます。

育成

このセクションでは、主に選手のトレーニングの詳細を確認し、設定することができます。スケジュールから能力値の変更、新しいポジションや選手の特徴、アフィリエイトの貸し出しなどさまざまな情報を得ることができます。

また、チーム間の選手の移動や選手へのアドバイスの依頼など様々なやりとりができるほか、「戦術」では、選手がその戦術に慣れているか総合的に確認することができます。これは選手が様々なポジションにつけるかどうか、どれだけ自分の戦術に溶け込んでいるかを示すものです。戦術の習熟度は各プレイヤーがチームの指示の様々な面でプレイした経験によって高まり、「戦術の習熟度」オーバーレイに表示されます。

自身のクラブでなくても、その指示のもとでプレイする回数が多くなるほど習熟度はあがり、選手個人とチーム全体のレベルが総合的に高くなります。戦術やチーム、選手への指示が定期的に大きく変わる場合は、戦術への習熟度は低下します(例えば、ショートパスからショートパスへの変更は影響しませんが、ショートパスからダイレクトパスの変更は影響します)。

選手の能力値と同じ1〜20の数字(現実では各レベル間の差はかなり大きい)でわかりやすく表した、習熟度の全範囲は次のとおりです:

不慣れ:1~5

堅実:6~11

熟達:12~18

自在:19~20

選手の能力値や能力を向上させるにはどうすればいいのですか?

選手の育成には不確定要素も含まれますが、様々な方法で成長を手助けすることができます:

-          コーチングスタッフの見直し

優れたコーチほど、その能力値が選手に与える影響も大きくなります。一般的に、コーチングの能力値が優れているほど、選手の能力値育成に効果的です。

-          トレーニング施設の改築

-          トレーニング施設の質は、選手の能力値の向上や、潜在能力をどこまで引き出せるか、そして総合的にどれだけ成長を続けられるかにも影響を与えます。施設が充実しているほど、選手が本来の力を発揮できる可能性が高くなります。また、コーチングスタッフを育成しやすくなります。

-          出場時間

有意義な試合への出場時間が長い選手ほど、出場時間が少ない選手に比べれば成長の度合いも大きくなります。トップチームでプレイする時間の方が、リザーブやユースチームでのプレイよりも価値があり、10代から20代にかけてレギュラーでプレイせずに留まっている若手選手は、潜在能力を発揮できない可能性が高くなります。

-          トレーニング

選手は日々のトレーニングを通じて最も成長します。選手の全体的な成長は、施設やコーチの質、一緒にトレーニングするチームメイト、与えられたスケジュールの適切さ、トップチームとクラブのサブチームのどちらでトレーニングするか、チームトレーニング以外の個人ワークが課せられているかなどに影響されます。これらの項目を可能な限り高い水準で満たすことができれば、選手はより早く潜在能力を発揮することができます。

-          メンタリング

若手選手は、トレーニング中により経験豊富な仲間と密に練習したり、同じチームのチームメイトと練習することで成長することができます。メンタルの能力値とプレイスタイルのみ、この影響を受けます。このコンセプトの全体像については、マニュアルの「トレーニング」セクションで詳しく説明されています。

その他 – 選手比較

選手同士は比較できます。似たようなポジションの選手2人を例にとると、年齢や身長、体重が違うかもしれません。Football Manager™ Touchでは、選手2名の試合内容をあらゆる面から比較できます。

比較セクションの初期の状態では、最近閲覧した選手との比較を表示します。選手2名を比較する場合は、最初の選手のプロフィール画面、次に2番目の選手の画面へと進み、「比較」を選択します。

比較にはさまざまなビューが用意されていますが、初期の状態では概要ビューが設定されています。ここでは経歴情報が比べられたあと、互いの能力値を図形化して比較します。

比較機能を使用することで、チーム内の各ポジションの選手同士や新戦力候補を判断する際に十分な情報に基づいた判断がくだせるようになります。

その他 - 同レベルの選手を検索

これは、保存した試合のデータベースを読み取り、選択した選手と似たような能力値プロファイルを持つ選手を探します。同じポジションや役割でプレイする選手が表示されるので、新たに獲得した選手を新しいポジションでプレイできるように再トレーニングするなど、さまざまな選択肢が考えられます。

また、選手にニックネームを設定したり、フォローしてその選手に関するニュースをソーシャルフィードに表示させることもできます。

契約

契約セクションでは、スポーツディレクターがいる場合は代わりに契約更新の交渉を依頼できます。また、ある選手が不要になった場合は自由契約選手として放出するか、双方合意のもとで契約を解除することもできます。

アンロックアイテム「終身契約を購入」は、その名の通り、その選手のキャリアが終るまであなたのチームと契約させることです。

移籍 - 移籍先を募集

ある選手が不要になった。または売却を余儀なくされた場合は、アシスタントがその選手の能力や評判に最も相応しいと判断したチームに、その選手の移籍をオファーすることができます。売却の条件を細かく設定することができ、宿敵を強化したくない場合はライバルクラブを除外することも可能です。

オファーに応じるチームがあれば、そのチームから正式なオファーが受信箱に届きます。

移籍 – 戦力外リスト/育成リストに追加

使い道がなくなった選手は、このセクションから「戦力外リスト」に追加できます。まず、その選手の価値に応じた移籍金を設定して移籍させるか、または移籍金なしで単に放出するかのどちらかを決めます。その後、「移籍」画面内の「スポーツディレクター」メニューにある「戦力外リスト」パネルから、探している取引の詳細を設定できます。これにより、移籍予定の選手の管理、維持、経過確認を行いやすくなります。

育成リストに相当するものは、責任者に対し、選手の育成を継続するためのレンタル移籍先を探すよう指示します。

チーム - シニア/リザーブチームへの移籍

このオプションでは、選手をリザーブチームに割り当てることができます。選手の育成についての最終的な決定権を持つのは監督であり、選手の実力を確認する時間がまだ必要なのか、より高いレベルでのプレイにはまだ早いのか、あるいは活躍を見込めるのかといった決断を下します。また、リハビリ中の選手をチームに配属し、結果よりもパフォーマンスや成長が重要視される低いレベルで体力を回復させることも可能です。

リザーブチームにいる選手もシニアチームに昇格する場合があります

また、トップチームの一員であればリザーブチームにも選手を参加させられます。試合当日のメンバーに今すぐには余裕がなくても、若い選手をトップチームの一員にし、一緒に練習させたいと思うことはよくあることです。選手たちがフィットネスを維持し、適度な満足感を抱き成長を続けるためには、リザーブチームまたは同等のチームでプレイさせる必要があります。

チーム - 提携クラブへの移籍

所属チームが他チームと提携しており、規約でクラブ間の選手の貸し出しが認められている場合、このオプションから提携しているチームへの貸し出しを指定することができます。これは選手への提案であり、移籍するかどうかの最終判断は選手に委ねられます。通常、移籍の可否は24時間以内に受信箱に届きます。

ここでも様々なトレーニングを行うことができます。詳細については本ガイドの「トレーニング」セクションをご確認ください。


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