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試合

さて、ここまで確認が終わったところで、そろそろ試合に移りましょう!

試合前のスタッフミーティング

試合前のスタッフミーティングは、キックオフ前に細かいことを確認できる最後の機会です。スタッフは対戦相手の予想メンバーや戦術的なアドバイスなど、対戦相手のレポートを提出します。

チーム編成

試合当日までにチーム編成が決まっていない場合は、これが計画を実行に移す最後のチャンスです。スタッフミーティングの情報をもとに、万全の準備を整えてください。

チーム編成のアドバイス

試合前に以下の項目をチェックすることで、余裕を持ってキックオフを迎えられるでしょう:

-          選手たちは戦術に沿った相応しいポジション、役割、タスクに就いているか?

-          その選手たちは、この試合で求められる十分なフィット感と試合勘を持っているか?

-          調子がいい選手は? そうでない選手は? 現在チームはベストな状態か?

-          戦術がうまくいっていない場合に、戦術を変更する十分な柔軟性があるか?

-          控え選手を用いることで試合を変えられるか?

-          チームの士気はどれくらい高いか? メンバーから士気の高い選手が外れていないか? その選手は次の試合の方がもっと適しているか?

-          試合日程はどうなっているか? チームをローテーションする必要があるか?

-          トップチームでのプレイを約束した選手で、不満を持っている選手はいるか?

-          相手チームの何が脅威になりそうか? 相手チームの分析レポートでその脅威をうまく特定し、対抗手段を立てたか?

-          その試合の重要性は? 戦力を落としたチームで戦ったり若手選手に出場の機会を与えられたりできそうか? 「役員会の評価」は、パフォーマンスの評価時に役員会がどれだけその試合を重要視しているのか教えてくれます。

試合当日のチーム編成を決定する前に、これらの質問にすべて答えてみましょう。それぞれの質問に包括的に答えられれば、望ましい結果を得る確率がぐんと高まります。

ミーティング(試合前)

チームを決定し、どのようなアプローチを取りたいかを選手に伝えると、選手から試合に対する意気込みがすぐに返ってきます。この時にポジティブとネガティブ両方の反応をよく見ておきましょう。試合が始まったらそのことが有利に働くかもしれません。つまり、自信に満ち溢れ、満足そうな選手は積極的にプレイするでしょうし、あなたの選択に失望した選手は苦しみながらも同じく何かを証明してくれるかもしれません。

メンバー表

メンバー表が発表されると何かしらの反応があるため、広報担当はSNSから最新情報を集めます。一方、スタッフは、対戦相手が土壇場でサプライズを仕掛けてきた場合に変更が必要になる可能性があることをアドバイスしてくれます。

メディアの対応義務

試合前のフラッシュインタビューに参加する必要がある場合、ピッチに向かう直前に質問をされることがあります。

ロッカールームトーク

ロッカールームトークは、試合前、試合中、試合後に選手にポジティブな影響を与えるのに絶好の機会となります。優れたロッカールームトークは、気分を高揚させ、集中力を高め、パフォーマンスを向上できますが、良くないロッカールームトークだと、それぞれの点で正反対の効果を及ぼす危険性があります。

試合前のロッカールームトークは、選手たちが目の前の試合に対して準備万端であることを確認する機会であり、選手たちは自分に何が求められているかを理解し、プレイ前に適切な心構えを抱きます。

ハーフタイムのロッカールームトークは、試合前半を受けて、その内容に応じて指示を与えられる機会です。励ましが必要だったり、目を覚まさせる必要があったり、プレイの水準が下がっていることを指摘したりなど、様々な指示を与えられます。ハーフタイムのロッカールームトークは、後半戦に向けた準備であるとともに、その結果を左右します。

試合終了後のロッカールームトークは、相応しい状況ならたとえ敗北しても祝うことができ、自己満足で終わらせないように、結果は受け入れがたいものだったあるいはたまたま運が良かったものだとして、厳しく戒めることもできます。選手たちはそれを受けて様々な思いを持って帰宅し、再び次の試合に向けてトレーニングに励みます。

アシスタントマネージャーは、最適なロッカールームトークになるようにアドバイスをしてくれて、それによって選手のことがわかることがよくあります。特に、選手たちが緊張していたり油断したりしている場合は、このアドバイスを参考に、ロッカールームトークを直接行うべきかもしれません。それかアシスタントマネジャーに直接話してもらうようお願いすることもできます。

ロッカールームトークでは、6種類の口調を選べます:

積極的、きっぱり、慎重、寡黙、冷静、情熱的

それぞれ、監督であるあなたからチームへ伝えるべき感情が込められており、あなたが置かれている状況に応じて適切なものを選ばないといけません。冷静な口調は、考え抜かれよくまとまっている指示であり、おそらくほとんどの場合、最も望ましい「基本」となる口調になるでしょう。

残りの口調のスケールは、チームにもっと強く訴えかける必要があると感じたときに使うことができます。選手はそれぞれ、性格、士気、態度によって反応が異なります。例えば、「気合十分」で「活発」や「頑固」な選手には「積極的」なアプローチが有効かもしれませんが、打たれ弱く、緊張している選手には効果がないでしょう。このマニュアルに共通することですが、ロッカールームトークのアドバイスをするときは、常識的な範囲で行うのが賢明であり、良い結果をもたらす可能性が高いと言えます。

これら6つの口調に加え、ロッカールームトーク全体ではさらに6つの基本的な思いが網羅されています:

怒り、失望、激励、同情、満足、歓喜

圧勝したあとには歓喜かもしれませんが、パフォーマンスが低かったときは怒りや失望になるかもしれません。また、試合前にチームを鼓舞し、ハーフタイムには試合の行方に同情し、試合終了時にはチームの活躍と結果に満足するような表現をすることも可能です。このように、口調と思いを組み合わせることで、様々な状況・あらゆる試合に影響を与えることができます。

ロッカールームトークを行う前に、できるだけ多くの要素を考慮することが必要です:

-          最近の調子はどうか?

-          試合に勝つと見込んでいるか?

-          各選手の士気はどうか?

-          これがベストチームか? 経験の浅い選手が参加しているか?

-          今シーズンで、現在この試合の重要性はどのくらい大きいか?

-          前半のチームのパフォーマンスはどうだったか? もっとうまくやれたか?

-          チームが思い通りのプレイをする兆しが見えてきたか? 運がなかっただけなのか?

-          チームは運を味方に付けているか? 集中力は十分か?

-          結果はパフォーマンスと一致しているか? その結果に満足しているか?

-          この試合の後の組み合わせはどうなるのか? 自己満足に陥らないようにする必要があるか?

-          士気を高める余地はあるか? 選手たちは、地に足をつける必要があるか?

このような質問を数えだすと枚挙にいとまがありません。上記は、包括的なアプローチの基礎となる提案をするうえでよく考えることのリストにすぎません。ロッカールームトークは、想像以上に重要であり、可能な限り選手たちが最高の結果をもたらすためには、時間を費やして、チームに何をすれば効果的なのかを知らなければならないのです。

試合画面

ピッチ

ピッチビューでは、3D試合のために特別に用意された試合画面が表示されます。画面に表示される主な要素は、その名のとおり、ピッチ上の情報と何が起こっているかです。画面上部にはスコアと設定が表示され、画面下部には、解説・監督としての行動などが表示されます。

戦術

画面左下は戦術修正に特化しており、陣形、スタイル、メンタリティ、指示を素早く変更できるほか、タッチラインで選手に声かけを行うことも可能です。すべてを管理できる戦術画面もあります。

選手

画面下部には、現在ピッチにいる選手がリスト表示されます。その中から任意の選手を選び、ポジションや役割、指示を変更したり、直接声かけしたり、交代させたりすることができます。

ベンチ

ベンチでは、チームスタッフのメンバーに特定の情報を求めることができます。「Show Me」からは対戦中の両チームの情報や同時進行中の試合の最新のスコアなどについて、「問い合わせ」からは必要に応じてアシスタントマネージャーのアドバイスを要請できます。

設定

試合スピードのスライダーのほか、監督はリプレイのオン/オフやハイライトの長さを切り替えられます。野心に溢れ、時間に余裕があれば「試合全体」(実際に90分ではありません)を見れますし、概略ハイライトや重要なイベントだけ、または全く表示させずに解説テキストだけで観戦することもできます。「カメラ」オプションでは、ライブとリプレイの両方で、試合を見ることができるさまざまなビューが提供されます。

何が起きているかをもっとよく知るためにはどうすれば良いのでしょうか?

これらは、「タッチラインタブレット」アイコンで有効/無効を切り替えられます。

次のハイライトまでにやること

ハイライトモードで試合を見ていると、試合が進行しない時間帯があります。こうなった場合、試合の状況を示す重要な情報にアクセスでき、コーチングスタッフからアドバイスが届くので、それを参考に自分に合ったアクションを起こすことができます。

試合中に監督としてやること

戦術の変更

試合中の戦術変更は、試合を見ることに始まり、試合を見ることで終わります。好みのカメラビューやハイライトモードが何であれ、試合で何が起きているかをしっかり把握することができれば、試合の展開に合わせてあらゆる行動を取ることができるでしょう。

ショートカットボタンで、交代、戦術変更、メンタリティーのコントロール、タッチラインからの声かけ、相手への対応指示を設定できます。

監督としてあなたは常に以下のことに関して決断しなければなりません:

a)       戦術指示が予想通りに実行されているかどうか、

b)      対戦相手があなたの戦術指示を打ち消しているかどうか、

c)       対戦相手にあなたが突破可能な隙があるかどうか。

例で説明しましょう。4-2-3-1のフォーメーションで、AMLとAMRの両方を「インサイドフォワード」に設定し、「ドリブルでカットイン」と指示した場合、ポゼッション中にその2人がタッチラインを離れて中央のエリアに移動するのがはっきりと見えるはずです。しかし、もし対戦相手がそれを見て、AMLとAMRが利用しようとしているスペースをふさぐための明確な意思を持ってDM2名を動かしたとしたら、あなたは決断しなければなりません。

a)       例えば、その選手の役割を「ウィング」に変更して外から相手を攻撃を仕掛けるようにすれば、その2人のDMを使えなくすることができます。

b)      また、チーム全体のプレイスタイルを調整することも可能です。もし対戦相手がディフェンスラインの深くに2人のDMを置く「低い位置でブロック」を採用している場合は、辛抱強くパスを回してスペースや相手の集中力が切れるタイミングを探ったり、ロングボールをペナルティエリアに送り込んでDMの頭上を通すといったよりダイレクトなアプローチを取ったりすることが求められます。

c)       特に何もせず、選手たちが相手の選手よりも優れており、そのプレイが常に輝きを放つように祈ることも可能です。

反対に、自分の選手の動きを妨げていたり、対戦相手に突かれるような弱点を残していたりすれば、相手は戦術に手を加えて優位に立とうとしてくるでしょう。これは、各監督同士が優劣を競い合う永遠のチェスマッチであり、その可能性はほぼ無限大です。戦術と選手の汎用性を把握し、何が有効で何が無効かを見極め、いつ、どのような変更を加えるべきかを見極めなければなりません。

声かけ

包括的な戦術変更に加えて、テクニカルエリアから選手に対して、個別(各「声かけ」の横にあるドロップダウンオプションを使用)または全体に「声かけ」をすることができます。

激励や称賛は、うまくいけば選手をさらに奮い立たせることができます。失敗すれば、より選手のフラストレーションが溜まります。

叱責、奮い立て、集中、もっとできるは、うまくいけば各選手の個々または総合的な集中力とモチベーションが高まります。そうでない場合は、集中力を失い、モチベーションが下がってしまいます。

落ち着けとリラックスは、選手をリラックスさせることを目的としていますが、状況によってはプレッシャーをかけてしまうことになります。

タッチラインからの声かけが成功するかどうかは、各選手の士気、モチベーション、態度に左右されるため、声かけをする前にウィジェットやメインの戦術画面からこれらの情報を確認しておくことが大切です。

試合終了

試合が終了すると、広報担当が戻ってきて他の場所で起こった出来事のまとめと、メディアや社会の反応について報告します。試合後のメディア対応の条件を満たしていれば、監督としてその責任を果たすことになります。

 


  Report Record


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