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スタッフ

「スタッフの担当内容」メニューでは、チームスタッフの中でクラブの日々の運営に関わる特定の役割を担うメンバーを指定することができます。スタッフはあなたの肩の荷を下ろし、大好きなサッカー監督という業務に集中させてくれます。

「担当内容」画面には、現在担当しているすべての業務が表示されます。ここでは各担当内容が、その特定の業務の担当者と共に説明され、クラブの各エリアが独自のセクションを持っています。希望のスタッフメンバーを該当のドロップダウンリストより選択できます。ただし、中には特定のスタッフでなければ遂行できない担当内容もあるため、名前が表示されない場合もあります。

スタッフに仕事を任せるのと、自分で行うのとでは、影響に違いはあるのでしょうか?

最終的には、あなたが『Football Manager™ 2024』をどう体験したいかに尽きます。すべてを完璧に操り細部まで細かく管理し、何が起こっているかをいつでも正確に把握したいのであれば、すべてを管理した方が良いでしょう。

仕事を任せたスタッフがマネジメントの水準に直接影響を与えることはなく、すべてはそのスタッフの能力値に起因します。もしあなたが、理論上世界最高のアシスタントマネージャー、つまりあらゆる面で完璧なスタッフに何かを委任すれば、その恩恵は十分にあり、おそらくあなたが自分で行うよりも良い結果を得られるでしょう。しかし、あまり能力の高くないスタッフに仕事を任せると、選手が思うように育たなかったり、チームでの話し合いがうまくいかなかったり、あなたが残したいと思っていた選手がフットボールディレクターに売却されてしまうかもしれません。

サポートチームの長所と短所を把握し、それに合わせてスタッフを自在に使い分けて、自分にあった決断をしましょう。

スタッフの能力値

以下では『Football Manager™ 2024』におけるスタッフの評価モデルについて詳しく説明しています。能力値はすべて1~20で表され、選手の能力値と同様に20が最高で1が最低の値です。

コーチング能力値

攻撃

攻撃的サッカーを指導する能力および関心です。コーチが試合ごとに適切な攻撃的アプローチを採用する確率や特定のプレイスタイルがそのコーチングの下で上手くいく確率、トレーニングやロッカールームでのアドバイス、選手への評価が攻撃に偏っているかを判断するために使用されます。

守備

守備的サッカーを指導する能力および感心です。評価が高いほど、試合で守備を上手く機能させることに長けており、守備に対する関心も高いことを示しています。例えば、そのスタッフの守備の評価が攻撃を上回っていれば、試合の準備期間中は守備のほうに偏ることになるでしょう。

フィットネス

試合のフィットネス面に取り組み、試合中に問題が発生するよりも前に懸念を察知する能力です。

ゴールキーパーの配球

ゴールキーパーに質が高く効果的な配球方法を指導する能力です。配球の成否は、キックとスローイングを中心とするゴールキーパーの技術的な能力値に大きく左右されます。この能力値は主に、配球先となる適切な選手の選び方と、配球方法の向上が対象となります。

ゴールキーパーのハンドリング

ゴールキーパーの能力値であるハンドリングを指導し、空中戦での高さ、支配力、コミュニケーション能力にも影響を及ぼす能力です。

ゴールキーパーのシュートストップ

ゴールキーパーのさまざまなシュートストップ力を指導する能力です。この力に長けたコーチのもとでは、主に反射神経や1対1への対応力が向上します。

メンタル

選手と密接に関わる際に、適切な手助け(特にロッカールームでのアドバイス)ができるかどうかを表す能力。また、メンタル能力値の指導の上手さにも影響します。

戦術

どれだけ戦術的な機知があるかを示します。戦術的な機知が高いコーチは、戦術面をより効果的に指導できるだけでなく、あらゆるアドバイスが正確で有益な傾向があります。

技術

ボールの扱い方など、サッカーの技術面を教える能力です。選手一人一人の能力値に見合ったおススメのトレーニングや、トレーニングの強度を提示します。

若手指導

若手選手 – 特に19歳以下の選手との関わり方が上手くいっているかを表す能力です。この評価が高いスタッフがユースチームのトレーニングを担当すれば、担当選手を確実に成長させられるでしょう。ただし、毎年のユースからの内部昇格選手の質は、彼らを育てるスタッフの評価に影響されます。また、役員会にユース施設の充実を求める際に関わる理事長など個人の、若手サッカー選手全体への関心も表します。

メンタル能力値

順応性

順応性とは、スタッフが他国で生活することにどれだけ適応できるかを表す能力です。他国へ移住することへの興味や、新しい言語を学ぶ能力にも影響します。

意志の強さ

成功を望むコーチの意志の強さです。選手のメンタル面を指導するという意味でのコーチング能力ではなく、自らを高めたい、共に戦う選手たちを高めたいと思うコーチの内なる欲求を表しているといった方がいいでしょう。

規律レベル

スタッフが選手に接する際に見せると思われる規律の高さを表します。この能力値が高いコーチほど強硬な接し方で指導を厳しくする傾向があり、選手たちはコーチと1対1で話すときに不満を言いずらくなったり、それと似たような側面があります。逆に低ければもう少し緩やかな指導行いますが、その分、選手たちがより権力を振るいやすく、影響も及ぼしやすいです。

選手管理

スタッフが周囲の人たち、特に目下の人たちとどれだけうまく付き合うことができるかを表します。これは精神面のみ表し、能力値が高ければ交流、士気、コーチのレポート、ローカールームでのアドバイス、トレーニング中の適切な休憩時間のスケジュールなどに特に配慮し、選手たちを満足させたまま上手く管理することができます。

モチベーション管理

選手のやる気を引き出すコーチの精神力を表します。選手同士の交流、チームミーティング、ロッカールームトークやトレーニングなどに影響します。

メディカルの能力値

理学療法

主にフィジカルトレーナーが使用する能力値です。一般的に、高いほどより熟練したフィジカルトレーナーであることを示しますが、フィットネステストや移籍する選手のメディカルチェック、怪我のしやすさの評価にも使用されます。

スポーツ科学

主に医療チームのメンバーが使用する能力値です。安定してサッカーがプレイできるコンディションを選手たちが保てるよう、すべての選手のフィットネスレベルと故障リスクを正確に管理する能力です。

知識の能力値

選手の実力と潜在能力判定

スカウトを雇う場合、能力値と潜在能力は最初に見るべきものですが、特にコーチなど選手以外のスタッフにとっても重要なものなのです。この2つの能力値が高ければ、より正確なスカウトレポートや選手評価ができる可能性があります。「実力判定」は、スカウトに獲得予定の選手を見に行かせたり、対戦相手の偵察をさせたり、コーチにチームの選手に関するレポートやアドバイスを求めたりする場合に重要です。潜在能力の判定もほとんど同様ですが、現在の状況ではなく、長期的な展望に基づいた判定を行います。

交渉

移籍や契約に関する交渉力の高さを示しています。この能力値が高いほど交渉がうまくいき、低いほどうまくいきません。

データ分析の能力値

データ分析

個々の選手またはチームにまつわるデータを理解したうえで、監督に役立つように解説するアナリストの能力です。

それぞれの能力値は、選手のパフォーマンスや成長にどのような影響を与えるのでしょうか?

高い能力値は低い能力値に比べて、より頻繁・安定して成功しやすいのが一般的です。つまり、「選手の実力判定」と「選手の潜在能力判定」が20のスカウトは、全面的に信頼できる最高品質の選手レポートを提出し、「戦術知識」が20のコーチは最高の戦術的アドバイスを提供し、「理学療法」が20のフィジカルトレーナーは怪我の治療において積極的かつ迅速な対応をするということです。

上記は最初から比較的わかりやすいですが、それらの能力値が10の場合、選手にどのような影響があるのでしょうか?

簡単に言ってしまえば信頼度が落ちるわけですが、必ずしもそうとは限りません。例えば、「理学療法」が10の「フィジカルトレーナー」の場合、同じ職種のスタッフの平均が7であれば、かなりのアドバンテージがあります。最高のアドバイスや治療は受けられないかもしれませんが、今のあなたのクラブにとっては最善の選択かもしれません。

これらの数字は、あなたのプレイの水準に関係してきます。トップクラスのコーチが自分の能力以下の選手を指導するのならば、選手にとってとてもためになるでしょう。チームに与える影響も、選手たちと同レベルのコーチが指導するよりもはっきりと現れるはずです。一流のスカウトがいれば、自分の選手だけでなく他チームや選手の情報も見ることができるため、自チームの選手たちが成長するとともに、その影響力の大きさが見て取れるでしょう。逆に、実力が足りておらず、現在時点でのあなたのクラブやレベルの平均を下回っているスタッフの場合は、より良い担当者が見つかるまで多少のハンデを負うことになります。

スタッフの傾向

選手には特性が、スタッフには傾向があります。すべての傾向は、能力値のように1~20の範囲で採点されますが、何かをするときにどれだけうまくいくかに影響を与えるのではなく、その何かがどれだけ起こりうるかを決定します。これらは主に3つのカテゴリーに分けられます:

監督、コーチなど

アシスタントマネージャーを置かずに運営する

好みの戦術に選手をはめる

大人数のトップチームを抱える

早々に戦術を変更する

セットプレイに頼る

代表チームに国内選手を選出する

カウンター攻撃を使う

ターゲットマンを使う

優先度の低いカップ戦に若手選手を起用する

セットプレイにゾーンマークを使う

控えのゴールキーパーを選択する

下位リーグで働く意欲あり

国内カップ戦では、トップチーム以外のゴールキーパーを使用

大陸カップ戦では、トップチーム以外のゴールキーパーを使用

データアナリストを利用しない

移籍活動を担当する人物

国内を拠点とする選手と契約する

下位リーグ所属選手と契約する

多くのユース選手と契約する

ユース選手の獲得に予算を費やす

選手1人に多くの予算を費やす

レンタル移籍市場を利用する

昇格の場合、大幅な昇給を提示

降格の場合、大幅な減給を提示

前払い

知名度重視の契約を目指す

多くの若手選手と契約し、利益を上げる

トップチーム用にU-22選手と契約する

トップチーム用にU-24選手と契約する

スタッフの職務

各スタッフは、最低でもクラブ内のチーム1つのトレーニングを担当できますが、役割によっては、より自由かつ柔軟に対応することができます。監督をはじめ、トップチームのフィットネスコーチやゴールキーパーコーチには、クラブ内のどのチームを担当させても問題ありません。ただし、トップチームのアシスタントマネージャーとコーチはトップチームしか担当できないので注意が必要です。同様に、リザーブ、U-21、U-19、U-18のスタッフも担当する年齢層としか仕事をすることができません。ただし、1つだけ例外があります。2つ以上のチームが施設を共同で使用している場合(トップチームとリザーブチームが同じ場所でトレーニングしている場合など)、所属しているチームに関係なく自由に配置を変えることができます。

フィットネスコーチは「強靭さ」と「素早さ」、ゴールキーパーコーチは「ハンドリング」と「シュートストップ」のみを担当することができます。


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